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http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20121114/1045510/10_px200.jpg

 女子アイドルをテーマにしたアーケードゲームが盛り上がりを見せている。
タカラトミーアーツが展開する『プリティーリズム』が大ヒット。これを追いかける形で、バンダイも10月から『データカードダス アイカツ!』を投入した。

 『プリティーリズム』は、アイドルのようにショーに挑戦するゲーム。洋服やアクセサリーの絵が付いた「プリズムストーン」を組み合わせてキャラクターの衣装を決め、音楽に合わせてボタンを押すリズムゲームに挑む。コーディネートが点数に加算されたり、決まった衣装でないと飛べないジャンプなどがあるため、様々なストーンを集めて着せ替えをしたい女児のコレクター心をくすぐる。

 10年の7月から稼働を始めたが、こだわったのは“リアル”であること。ターゲットの小学生女児は、おもちゃを離れて習い事やファッションなど、現実への興味が一気に膨らむ年代。そこで“魔法少女”ではなく、アイドルをテーマにし、リアルなファッションやダンスを盛り込んで興味を持たせた。タカラトミーアーツの森岡俊広取締役は「キャラクターの衣装は、本当に着たいと思わせる現実感のあるものを用意。
ダンスは経験豊富なダンサーの動きをモーションキャプチャーで撮り、指先の動きまでこだわった」と言う。

 11年4月より、テレビアニメもスタート。レッスンに励みながらスターを目指す女の子たちを描いてゲームの世界観を伝えるほか、新たなキャラクターや衣装を連動し、店頭への導線を作った。同時期には、作品の舞台となる横浜にブランドショップ「プリズムストーン」をオープン。劇中と同じデザインで、本当に着られる洋服やアクセサリーを販売している。さらに週末には全国各地で大会を開催。
「物語のように大会の賞品でしか手に入らないアイテムもあり、直前には練習する子たちで稼働率が上がる」(森岡氏)という。現実とのリンクを強めるこうした施策により、昨夏くらいから売り上げが急速に伸び始めた。

 今年も劇中に登場するガールズユニット「Prizmmy☆」「PURETTY」が実際にCDデビュー。
ブランドショップは、10月末現在で全国20 店まで増えるなど勢いが続く。
アーケードと関連玩具、さらにアパレルやライセンス料を含め、コンテンツ全体の売り上げは来年3月期に約50億円の見込み。これは、同社の製品では「プラレール」や「リカちゃん」の昨年度の売り上げを上回る規模だ。

■自分のキャラがCM出演も

 バンダイの『アイカツ!』はカードを使った着せ替えやリズム感を競うゲーム、派生商品の展開など、基本的な枠組みは『プリティーリズム』とほぼ同じ。すでに連動アニメもスタートした。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20121114/1045510/15_px400.jpg

 カード事業部の原田真史デピュティゼネラルマネージャーは、『プリティーリズム』に対して、「コーディネイトの楽しさなど、女児の興味が高い”鉄板”の部分は参考にしながら、サービス面で差別化を図りたい」と話す。筐体で遊ぶとWeb上にマイルームが持てたり、ゲームの累計得点が全国でNo.1になると自分のキャラクターが『アイカツ!』のCMに使われるなど、より深く遊べる環境を整えた。イメージキャラクターにAKB48の板野友美を起用し、ファッション性の高さもアピール。アパレル展開も視野に入れる。

 最近はダンスブームなどもあって、エンタテインメント界の「JS」=「女子小学生」マーケットへの注目度が高まっている。
両プロジェクトに参加する音楽、出版、アニメ関連企業の期待は大きい。

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アイカツ!2人のmy princess
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