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「FFXIV: 新生エオルゼア」パーティー募集画面の「PS3お断り」を謝罪

 スクウェア・エニックスは、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の最新情報をライブ放送で提供している「第9回プロデューサーレターLIVE」において、パッチ2.1で実装を予定している新機能となるパーティー募集機能の説明の際に、「PS3お断り」の文言が入っていたスライドを掲示したことについて謝罪した。

 問題の内容は、ライブ中に吉田氏が見せた開発中の「パーティー募集掲示板」画面の中に、自由に文言を記入できる条件入力欄のところに「効率レベリング重視、PS3お断り」と記載されていたというもの。
「PS3お断り」は、あくまで開発中のテスト画面にNGワードのサンプルとして記載していたということだが、PS3版を排撃することを公式に認めるような、重大な誤解を与えかねない内容になっていた。

 謝罪そのものは、ライブの最後にコミュニティチームの室内俊夫氏により行なわれ、これを受けて「FFXIV: 新生エオルゼア」のディレクター兼プロデューサーの吉田直樹氏が、「こういうことにならないように気をつけなければならないと言っていたところだった」と釈明し、同席していたスクウェア・エニックス取締役会長の和田洋一氏と共に謝罪した。

 事態を重く見た「FFXIV: 新生エオルゼア」開発/運営チームは、ライブ直後の10月19日未明に、UIアーティストの皆川裕史氏が公式フォーラムに投稿し、「プレイヤーの皆さんに不愉快な思いをさせてしまうこととなりました。申し訳ございません。
この度は、現場のチェック不足から誤解を招く表現となり、結果的にPlayStation3版でプレイされる方に不快な文言が表示されてしまいましたことをお詫び申し上げます。」と改めて謝罪した。

 開発側ではむしろ、PC版と比較してローディングに時間が掛かるPS3版のプレーヤーを敬遠するPC版ユーザーがいることを懸念しており、コメント欄に「PS3お断り」のような書き込みができないようにするNGワードのフィルター機能を検討していると共に、プラットフォームや言語による差別は“ハラスメント行為”とし、「多種多様なプレーヤーが楽しんで貰えるように機能群の準備をしているので、その旨ご理解いただきたい」と釈明した。

 ただ、現状、ハイスペックなPCを使ったPC版とPS3版では、ゲーム性に関わる箇所に表示周りで差が出ているのは事実で、とりわけ、HDD駆動のPS3版ではF.A.T.E.での敵がなかなか表示されずバトルに加われず経験値が稼げなかったり、ローディングが複数回発生するダンジョン等でエリア移動に時間が掛かり、PC版ユーザーを待たせてしまうなど、ゲームコンテンツの遊びやすさやテンポの面で差が生まれているのも事実として存在する。
プラットフォーム差別は“ハラスメント行為”とするのは当然だが、今後、それと同時に、両プラットフォームの表示周りの差を縮める工夫も求められるところだ。

「プロデューサーレターLIVE」定番となっているポロリの中にNGワードが含まれていた
http://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/620/250/ffapo_02.jpg
http://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/620/250/ffapo_01.jpg

GAME Watch (2013/10/21 14:08)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20131021_620250.html

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